2019年 11月

ワークステーション未来では、外部実習先や後々の就職先でも活かされるスキルを身に付けるために、様々な模擬作業をしています。

事務関係として、物品請求書作成(ワークサンプル 幕張版) を取り入れています。

品名カードに記されてある商品名を、ぶ厚いカタログから探します。

商品名は品番が細かく分別されていて、目次から見つけ出すのも至難(*_*)

品番や個数を間違えると、小計・消費税・合計全て間違ってしまうので、そうならないようにダブルチェックをしながら進めていきます。

“1,140”のように、数字のコンマ(,)を揃えたり、画数が多い漢字は大きめに書いたり、読み手が見やすい書き方を意識しています。

 

もう一つの事務系作業は 郵便物仕分け です。

200枚以上の郵便物を16の部署に仕分けをしていきます。

営業部と営業企画課と営業二課、財務部と業務部といった似た宛名もあり、注視しないとエラーに繋がってしまうので、作業を始めると利用者さんの姿勢は真剣モードON!

2~3回同じ作業を繰り返して、集中力が途切れて(飽きがきて)回を重ねた時にミスが出ないか・作業自体が雑にならないか等をアセスメント側は見ていきます。

一般就労や外部実習に出た時に、こういった模擬作業での体験がプラスなるので、これからも業種を広げていきたいと思います。

10月11月の余暇活動は、美術展と秋の阿波踊りイベントに行ってきました。

あわぎんホールで開催された 徳島県美術展 では、書道を鑑賞。

利用者さんの中に、書道にとても詳しい方がいて、解説を聞きながら見て行きました。

“楷書(かい)・行書(ぎょう)・宋書(そう)・篆書(てん)・隷書(れい)”の五書体

雅印には朱文・白文・金文がある。

書家や画家・文人等が本名以外につける風雅な名前のことを“雅号”といい、自分の地元・地域に関連した漢字を入れたりする・・・。

その知識を聞いてから作品を見るとまた風合いが変わり、芸術の目線から楽しむ事が出来ました。

 

もう一つは徳島の伝統芸能に触れるイベントに参加。県主催の 秋の阿波踊り アスティとくしままで足を運びました。

阿波踊りや徳島の特産物、伝統工芸品の展示、けん玉などのノスタルジックな遊びなどを楽しみました。

スタッフも挑戦!基本的な技を教えてもらった後は、指導者の方に大技を見せてもらい、一同歓喜!

自分が住んでいる徳島の良さを再確認した時間でした。

それぞれ興味を示す視点が違いますが、それを互いに称賛したり感心したりと、相手の持つ感性に寄り添う姿が見られるのも余暇活動ならではの光景だと思いました。