６月に仙台で行われた第16回　日本言語聴覚士学会に、ジュニアクラブ蔵本の管理者　篠原が参加し、学会発表を行ってきました。

『放課後等デイサービス事業所での教育・家庭連携を通して～教育・家庭連携からみる 言語聴覚士への期待～』という題目でポスター発表を行い、全国で子どものSTとして発達支援を行っている先生方の前で報告をしていました。

放課後等デイサービスなどの福祉部門で働くSTは数少なく、ジュニアクラブ蔵本で使用している教材を持参していると『発達障がいのある中高生に対して具体的に支援を行っているのが素晴らしい』などの感想や、若いSTが教育現場と連携を取る時のコツや学級運営に対する後方支援の仕方、学校の受け入れ態勢が整っていない場合の連携の取り方、STに加えて特別支援教育士を取得してるメリットについてなどの質問を頂いていました。

篠原は『STが１人職場では支援についての方向性が間違っていないか不安になることがたまにあるが、今回学会での取り組み発表を行い、取り組みに対して全国に賛同してくれるSTがいることを確認することができ、今後事業所で発達支援を行っていく糧になった。放課後等デイサービスに勤務するSTのモデルになれるようまた、教育現場との連携を密に取れる立場を活かし、学校現場と専門職との連携モデルになれるよう今後も取り組みたい』と話していました。

篠原先生、お疲れ様でした！